Hadoop Conference Japan 2011 Fall に参加してみた

先週丸っと一週間お休みを頂いて仙台に行っていた訳ですが、ここまで休んでしまうと腹もくくれるものです。
もう一日お休みを頂いて、このところずっと気になっていたHadoopユーザー会が主催するイベントに参加してきました

Hadoopに対する(私の)現状認識

存在そのものを知ったのは多分結構前になると思うのですが、実際のところ仕事で使う予定も、
今の流れからよほど積極的に働きかけていかないと使わないんだろうな〜と言う思いから知ってるだけの状態。
実際に構築した経験はありません。

とはいえ、BigDataとまではいかなくても既存の、本来はとても大事な資産であるはずの積み上げたデータを
有効活用できていない。または有効活用するような提案が出来ていないというのは歯がゆいもの。

自分自身が書いているソフトウェアが様々なデータを作り出しているにも関わらず、
そのデータ活用提案が、他のBIベンダーの領域にしてしまうというのは少しもったいないと考えていました。
もちろん、それらのデータ活用には深い業務知識が必要になるというのは言うまでもないので、
そう簡単ではないというのはわかっているんですけどね。

また、それに限らず今は"時間がかかるから"という理由で夜間にまわしていたり週次、月次とまとめて処理を行っている
バッチ系の処理を負荷分散を利用することでより実情にあったサイクルでまわす。
さらに、シミュレーションを複数走らせてそれらの比較をする。。。等々。

基幹系への適用事例

日本で基幹系システムへのHadoop適用というと、思いつくのがノーチラステクノロジーズ社。

株式会社ノーチラス・テクノロジーズ
http://www.nautilus-technologies.com/

既に国内にいくつかの適用事例があり、今日のConferenceでも講演されていました

実は、今回のConferenceに参加することにしたのはこの講演を聴きたかったと言っても過言ではないくらい。
先週にちょうどノーチラスの方がイベントで講演される場があったのですが仙台に行く予定が入っていて
参加できなくて残念に思っていたところで見つけたConferenceだったので。

正直言うと、Hadoop自体に対する知識がまだ備わっていないこともあって、
基幹系へ適用した場合の問題点に関していくつかあげていただいてはいたのですが、
その内容すべては把握出来ないというのが正直な気持ち。
これに関しては、今回会場にて購入した書籍等を通して把握していくことにする。

幸いAsakusaはSlideShare等で検索してもヒットするし、ノーチラスの方が色々なイベントに出てきているので
それなりに露出もある。最悪Twitterもあるしね。

それにしても。。。

ベルサール汐留のホール二つを借り、さらに参加費が無料な上に昼食まで付くという至れり尽くせりな状態。
やっぱりスポンサーにリクルートが付くと違うんだなぁとしみじみ思ってしまった

とりあえず、今日買った本をじっくり読まないと><


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