Chrome版TweetDeckを使ってみた

ブログのサイドバーに表示させているのでわかると思いますが、アカウント「krote」でTwitterをやっています。
TwitterAPIが公開されているのと比較的シンプルな作りだることからクライアントを作りやすく、色々なものが登場しています。


私はこれまでは、Twitterの利用は主にiPhone上の「Echofon」でした。
PC上からアクセスするときもあるのですが、特定のアプリケーションを使わずに公式HPから利用してました。
Twitterクライアントとして「TweetDeck」の名前はよく聞いていましたが、家のPCならいざ知らず会社のPCにわざわざクライアントをインストールすると言うのもためらってしまうものですし、何よりもかなりの画面領域を必要としそうなのもマイナス印象でした。


とはいえ、やっぱり使ってみないとわからないよね?ってみてみようと思ったら、GoogleChromeのアプリケーションとしても出ているようだ。

http://www.tweetdeck.com/chrome/


メインのブラウザはChromeに切り替えているので、これが使えるのであれば言うことなしだ。早速入れてみた。


TweetDeckに関しての使い方に関してはすでにかなりのブログやHPで紹介されている。しかし、Chrome版に関してはあまり紹介されてないようだ。
なぜだろう?


答えはとても単純。Chrome版はまだまだ発展途上であり、デスクトップ版を知っている者にとっては恐らく、Chrome版には何の魅力も感じないからだ。
現状で出来ることをまず書いてみる

Cheome版でサポートされている機能・使い勝手

列の追加
公式HPでは、特定のタイムラインを表示させることができる。ただ、「タイムラインを見ながら検索結果を見る」というような並列表示が出来ない。
また、複数の検索結果の表示も出来ない。
TweetDeckでは、特定のタイムラインを列追加という形で実現している。これがやはり一番大きい利点だ

サポートされているアカウント
デスクトップ版を使ったことがないからわからないが、この部分はたぶん同じだろう



その他
地味にURLの自動短縮機能は使いやすい。今までは非常に面倒だったから。
また、検索結果を複数表示できるのは、調べごとをする際には重宝する機能に感じた。


不便な点
一方で、これまではTweetの読み込みタイミングが手作業だったものが自動化され、しかもリアルタイムに近い読み込み状況だ。
眺めている分にはいいんだけど、気になったTweetからURLへジャンプして戻ってきてみるとすでにタイムラインの海の中に沈んで…なんてことがたびたびあった。また、それであるがゆえに、タイムラインの流れが速い状態時のCPUの消費がものすごく激しい。私は検索結果でCPU消費がひどいことになったが、フォロー数が多くても同じことが起きるだろうから注意が必要だ
読み込みは自動でも構わないけど、表示位置は固定してほしい。
また、TweetDeckの重宝される機能としてよく取り上げられるFilter機能がChrome版にはまだない。現状で困っているわけではないけど、実装が待たれるところだ

今後の実装予定

サポートページには、ユーザーからのリクエストと、それに対する計画状況が見て取れる

Support Documents & Forums/Chrome/Chrome - Feature Requests
http://support.tweetdeck.com/forums/296692-chrome-feature-requests

ステータスが"Planned"で絞ってみてみると色々出てきます。気になったところでは

  • Saved Timeline Position
  • Configurable column filters
    • この二つは上に書いた私の不満点と同じですね
  • Cursor key navigation
    • スクロール位置や、列間の移動をショートカットキーで行うというものですね。
  • Search Columns don't hold position
    • これは、私は利点として挙げたものの変更依頼。検索結果を見続けたい場合もあれば、そうでない場合もある。ということか。恐らく、切り替えられるか列に対して検索Boxが出てくるのかな?
  • Sync between various Chrome browsers
    • Chromeの同期機能によって、TweetDeck設定も複数のPC間で同期してほしいというもの。と言うか、実装してないのか。。。

等々。みていくと結構面白いのですが、それだけChrome版はまだまだということでしょう。
しかし、それでもChromeに取り込むことができると言うのは私にとってはとても便利なので使って言ってみようと思います。
現在Planned状態の機能がリリースされれば、また使い勝手も大きく変わっていくでしょうし、Chromeの利点をうまく利用した機能も出てくると面白いですね。


仕様を調べてないのでなんとも言えないのですが、ChromeアプリケーションってUserScriptsってどうなるのかな?
色々と楽しみですね!