30代にしておきたい17のこと

本田 健著「30代にしておきたい17のこと」を読んだ

30代にしておきたい17のこと (だいわ文庫)
本田 健
大和書房
売り上げランキング: 102

ふと思い立って、書店で衝動買い。
サイズが手ごろだったこともあって、通勤の片道で読み終えることができた。

本書に限った話ではないんだけど、「○○代で〜」って本は結構ある。
やることだったり、考えることだったり、知っておくべきことだったり。
そして年代も20代から50代くらいまであったりする。

結局のところ、どの年代も悩んでいるってことなんだと思う。答えのない答えを探して指南を求めてこういう本を手に取る。
読んだ直後はなんだかそれっぽい気分になるんだけど、ちょっと時間がたつと忘れてしまう。

そしてまた本を手にする。


それはそれで、ちょっと見方を変えるといいように踊らされているようにも見える。
結局のところ、これらに書いてある内容は著者が感じている内容であるわけなので、必ずしもそれを手に取った人に当てはまるわけではない。一つのモデルとして見ることが重要なのである。同じことをしろといっているわけではない。

さてはて。私もいつの間にか思いっきり30代に浸かってしまった。
ここ最近は、どうも自分自身で思うにぬるい感じがする。そんなにすごい暇というわけではないんだけどぬるさを感じる。

本書を読みながら、あれこれと考えてみたのだが、まずは再び彼方此方に顔を出して人と会うという行為を繰り返してみようと思った。
たぶん、ぬるさを感じている原因は、いわゆる周囲に目指すべき人が少なく、なんとなく自分がその環境に満足してしまいつつあるからなんだろうと思ったわけだ。

人と会ったからと言って、必ずしもその感覚が変わるとも限らないんだけどね。