差はどこから生まれるのか

先日、今度たまたま仕事でお世話になる企業へ打ち合わせに出かけた。
打ち合わせの中で、色々と資料が出てくるのだが、その端々に自社との差が見受けられる。

相手は超大手で、自社は中小企業。もちろん人材も違う。
最初の段階でふるいにかけられて、その結果の人間が集まっているのだから差は出てくるのだろうが、果たしてその差というものは本当にそれだけだろうか。

最近よく思うのは、私のいる組織に現状に対する不満を持っている人間が少ないのではないか?ということだ。
現状に不満を持っていないというと実は正確ではなくて、現状に対して不満を言うには言うのだが、それは口先だけの不満で、その不満に対して解消する方向で動くことをあきらめている。そしてそのあきらめていることがまるでカッコいいと思っていたり、ワークライフバランスの実践だよね〜的に片づけてしまったりしているのではないかということ。


かくいう私が、では何かしているのか?と言うと、実際に何かをなし得たわけではないので結局今は口だけなのかもしれない。
でも、やっぱりそれはダメなんだと思う


いいか悪いかはもちろん人それぞれの価値観ってやつで、一面的には言い切れないんだろう。
私のようないい加減な怠けものは、ちょっと油断しているとすぐにだらけてしまう。そういう意味では、今回そういう場面に出会うことができたことは、その仕事で得た新しい知識以上にいいことだったと思う。


大海を知るかわずにならねば