そろそろアッセットアロケーションを意識してみようか
マネックス証券の社長である内藤忍さん著「内藤忍の資産設計塾」を読んだ
目次
これまでを振り返ってみる
思い起こせば私が株を始めたのは2006年の5月。手探りをしながら全て日本株で思うがままに取引をし続けてきました。
気がつけばもうすぐ4年が経過する。その割に、"投資"というものに関して少しずつ考えるようにはなったものの、知識がついてきている実感は無い。いくつか株の本を買って読んでみようと思ったり分析してみようと思ったものの、余り実践していなかったりする。
そんな私の運用成績がいいわけもなく、一時期は半減してしまったことも…。今は奇跡的に元本くらいまで復帰しているモノの、4年が経過してこれでは先が思いやられる。復帰してきたこの今の時期を、再設計の時期と捉えて購入してみた。
理想のアセットアロケーションとは
本書では"投資"として一般の人が手掛けるであろう株、投信、債権、外国株、外国債券等々全般にわたって紹介し、それぞれの配分(アセットアロケーション)をどう考えていくか?ということに関して書かれている。
資産を複数の投資商品に分散。さらに、一つの投資商品内でも銘柄を分散させることによって安定したパフォーマンスを実現しようという考えは、これまでも聞いてきた。ただ、リスクを分散させるという考えは分かるんだけど、それはすなわちリターンも低くなるってことだと思う。本当に安定したリターンを得ることができるのだろうか?等々色々と疑問だった。
でも、結局のところプロに勝る情報源があるわけでもなく、カンが働くわけでもなく結果は先にお話しした通り。目先の利益にウロウロと流されてしまう私には直接株に手を出すのではなく投信による分散投資を意識。さらに、本書でいうところの「外貨を持たないリスク」に対応していかなければいけないのかもしれない。