総務省の手引きがなかなか勉強になる

小野和俊のブログ 総務省「事業計画作成とベンチャー経営の手引き」がすごい件
http://blog.livedoor.jp/lalha/archives/50215344.html

ネットを徘徊していて上記、小野氏のブログにあった総務省による「事業計画作成とベンチャー経営の手引き」を見ました。


うん、素直に勉強になったと思う。まだ全部は読んでいないけど。私の勤める会社はそんな大企業でもなく、上場もしてないためか社内のいろいろなところがまだまだ。そういう意味で、ベンチャーの現場ってものと共通する部分が多いのかもしれない。そのためか、妙に共感する部分も多かった。


小野氏と異なり、経営的な視点で未だ私は見ることができていないが、本手引きの人材育成にかかわる部分(P137〜P164あたり)に関しては経営者視点でなくても部下を持つものであれば十分参考になるのではないかと思った。

水にまず投げ込み、溺れそうになりながら泳ぎを覚えるのは、非常に古いやり方。そのようなやり方をする組織はノウハウの蓄積が進まず、大きな成果を出せない上、なにより有能な人材が擦り減らされていく。流出も続く。
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(略)
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ただ、上司のほとんどもおぼれながら覚えた結果、泳ぎ方が独学のことが多い。したがって、上司も結構へたで、教え方や見本の見せ方を知らない場合が多いと思われる

イタイ。身に覚えがあるような。。。「最近の新人は教えてあげないと動かない」とか言って、結局自分の指導力や教育の手法が誤っているだけではないだろうか?的な事は十分ある話で、私も改めないといけない。


それにしてもずいぶんと直球で書かれている手引きだ。今までイメージしていたお役所が発行した書類とはちょっと毛色が異なる内容に思えるが、もしかするとそれは私が知らないだけなのかもしれない。これらに関しても注視して行くことが自分自身の向上に役立てそうだ。


とりあえず、「自分はまだ経営者じゃない」とか「経営者を目指しているわけじゃない」とか考えずに、一通り見ておく事にしよう。経営者がどう考えているか。どう考えるべきかが多少紐解けるかもしれない。