まとまらない考えの中で

さてはて、今日はちょっと頭が痛い。
少し風邪気味ではあるけど、たぶんそれとは関係なく、単純に頭を悩ませることがあって、それがすっきりしないせいだ。

ここのところ、仕事はすごい忙しいというわけではない。
ただ、以前から仕事の進め方に関してはもやもやとしているモノがあったし、何を考えているのかわからない決定も数多くあった。
自分の立場で見えない情報から判断が下されるものと言うのは、自分が思っている以上に多い。
それは頭では理解しているつもり。

ただ、あまりにもそれが山積するとどうにもこうにも、心のおきどころを見失ってしまうときがある。
そういう時、とても困る。

体調が悪いわけでもないんだけど、頭が重い。なんだかずっしりと、重い帽子を乗っけているような。締め付けているような。そんな感覚。
それでいて、私は考えるのが下手くそなんだろう。思考がバラバラ。

自分だったらどうするか?

そんな時にいくら愚痴ったところで何も解決しない。
自分自身が上司の立場だったら。もしくはトップだったらこの状態をどう考えるのか?と言うケーススタディ形式で考えてみる。

問題点が見えてくる

ただ、色々考えることはできるんだけど、たぶん、自分の主観が入りすぎているような気がする。
完全な客観による分析をし、判断を下した場合はどうなるのか。
いわゆる、インテルDRAM事業から撤退したときの決断エピソードである

グローブ社長は私に、
 「もし、あなたがインテルを経営するために外部からスカウトされてきた経営者だったとしたら、DRAMへの投資をするだろうか」
と尋ねてきた。
 「いいやそうはしないだろう」
私はこう答えた。
 「私もそうだ」
グローブ氏もこう言い、インテルDRAMからの撤退が決まった。

のように。
いつの間にか、問題だと感じている自分自身が問題を解決することに対しての抵抗勢力となっていないだろうか。
考え、行動していかなければいけない。