リーダーなき行く末

最近、時々ブログでも書くのですが、チュニジアから始まったアラブ界隈で起きていることに対する情報に注意していています。
現地の情報をいち早くTwitterで伝えているGrooveJpanのモーリーさんを知り、GrooveJapanのコンテンツを読むようになりました。

GrooveJapan
http://groovejapan.jp/

モーリーさんが書いているエッセイは「VIDEO」のチャプターにそれぞれ書かれています。チャプター2がジャスミン革命。3からは主にエジプトの話になります。
そんなこんなで気にとめていたところ、今日はたまたま早目に帰宅(と言っても22時は回りましたが…)してTwitterみたらUstで生放送しているとのこと。早速見ました。
エッセイで読むのとはまたちょっと違ったモーリーさんを見ることができてちょっと嬉しかった。


放送の中でこんな話が出てきました(ちょっとうろ覚えですが)

今回の革命にはボノやマドンナは出てきていない。有名人がWe are the worldを歌わなくても、世界は変えられるんだ。自分たちで物事を起こせる世の中になったんだ

常にこういう行動に対してリーダーがいたかどうかは、私は正直なところ知らない。
ただ、今回のチュニジアにしろエジプトにしろ、集団を率いる何かしらのリーダーがいるようには確かに見えず、本当に市民たちのつながりで成り立っているように見える。
何かを解決する。たとえば、つかまっている人を解放するにしても、大きな力が動かしているわけではなく、小さな力の終結によってそれがなしえているように見える。
それはやっぱり、すごいことなんじゃないかと思う。


であるがゆえに、やっぱりこの成り行きがどこへ帰結するのかは気になるところだ。
リーダーがいれば、そのリーダーによる統制が利くものだが、、、どうなるのでしょうか。


それを決めるのもやはり自分たち。
決めてもらう社会ではなく、自らが考えて動くことが必要な社会と言うことですね