映画「ソーシャルネットワーク」を見てきた

産婦人科からは今週末から来週頭と言われたらしいんだが、なんだか東北新幹線がトラブルで止まっている。こりゃ呼び出されてもどの道行くことができない。そんなこともあって、思い切って気になっていた映画「ソーシャルネットワーク」を見に行ってきた。

ソーシャルネットワーク
http://www.socialnetwork-movie.jp/

知っている人は急激に増えては来ているんだろうけど、実際のところ日本ではまだまだな感じのあるFacebook。そのFacebookの生い立ちと言うか、創設者であるマーク・ザッカーバーグ氏はどういう人物なのか?と言うことにスポットを当てた作品。
予想通りというかなんというか、今日が公開初日であるにもかかわらずに千葉のカタ田舎では劇場の中はガラガラだった。開始10分前に劇場内私一人とか、どういうこと。。。(最終的にはチラホラと人は来た)

臨場感

基本としては結局のところFacebookの生い立ちなので、Facebookが大きくなるにつれて起こるあれこれが語られてるだけと言えばだけ。
ただ、どうやって起業していくのか。どういう利害関係者が現れ、なぜ去っていくのか。そしてどうなるのか。
とてもスピーディーに描かれており、これらの臨場感によって2時間はあっという間に過ぎ去ってしまった。

  • 女性関係
  • 親友との関係
  • 尊敬する人との関係
  • 訴訟(しかも複数)

そしてそれらの中で持ち続けるFacebookにかける情熱。それらが伝わってくる感じだ

ただ。。

Facebookそのものが未だ盛り上がりに欠ける日本では、なかなかヒットするのは難しいだろうなとも思った。
マーク・ザッカーバーグ氏の才能や、ナップスター創設者であるショーン・パーカー氏のカリスマ性。これらは見ている側としては共感するのは難しいし、物語の中にも特に見ていて感動や喜びといった感情の起伏が発生するようなものはない。
笑っていいのか微妙なジョークは出てくるけどね。
そういう映画じゃないと言えば、間違いなくその通りで、そういうことを目的にした映画ではない。
しかも、マーク・ザッカーバーグ氏はまだまだ生きているし、Facebookもまだまだ発展していくだろう。そういう意味では何も完結していないしするはずもない。本作の中でも出てくるが「永遠に未完成」だ。
そう考えると、映画そのものも、実はこれで終わりではなくまだまだ先が出てくるのではないか?この先の未来に続く物語がまだ出てくるんじゃないか?そう思うところもある。


Facebookがカットオーバーされたのが2003年。たった7年ちょっとでここまで巨大になった。何を持ってソーシャルネットワークと言うかは論議のあるところだろうけど、私自身、Mixi,Twitter,Facebook,LinkedIn。。。多いなぁ。収拾がなかなかつかないよね。
すでに"ソーシャルの次の時代"なんて話題もチラホラと聞くようになっている。
ソーシャルをつなぐのか、ソーシャルに関係なくインタレストをつなぐのか、そして次は・・・。先はまだまだあって、果たして生きている間にどう変わっていくのか。そして自分自身はそれらにどう関わっていくのか。
楽しみな時代に、私たちはいますね。