実はとなりにいたりする?

誰がどれだけの資産を持っているなんて分からない。実はあなたの隣にも?って事で「となりの億万長者」を読んだ

となりの億万長者―成功を生む7つの法則
トマス・J. スタンリー ウィリアム・D. ダンコ
早川書房
売り上げランキング: 1581
おすすめ度の平均: 4.5
4 FInd out what the rich do.
4 20代の時に巡り合いたかった。
5 お金持ちになるための“守り”の教科書。
4 高額所得者ではなく、金融資産を持っている人=となりの億万長者
3 あんまり・・・


億万長者の定義

本書で述べている"億万長者"は、収入がものすごい高い人という意味ではなく、莫大な"資産"を持っているのか?ということにフォーカスしている。
つまり、どれだけ収入があったとしても、支出をし続けていれば資産としては貯まるわけはない。実は、億万長者は高級な服や装飾品で身を固めたり高級車を何台も所有していたりするとは限らず、倹約していたりするというのが本書内の調査結果とされている。


収入を越えるような支出をしたり、それに近しい支出をする。これは別に億万長者に限らず普通の会社員であっても同じ考え方は適用できると思う。収入を上げることは短期的にはなかなか難しいかもしれないが、支出を下げることは比較的容易だ。それはわかる。


支出をコントロールする。これは支出をただ単に抑えるというわけではなく"意味のある支出をする"ということに尽きるのだと思う。
つまり、そのお金を投資しているのか浪費しているのか。これの見極めがどれだけできるか…。自分を納得させるために、実は浪費なのにもかかわらず"投資"だと思いこんでしまってはいないか。
他人にとっての投資行動が、必ずしも自分自身にとっての投資とは限らないはずで、これらは自分自身がしっかりと見極めていかなければならないこと。


自分自身が使うためにどれだけ資産が必要で、子供のためにどれだけ資産が必要なのか。もういい加減に真剣にならなければいけないだろうなぁ