考具を読んだ

加藤 昌治さん著の考具を読んだ

考具―考えるための道具、持っていますか?
加藤 昌治
阪急コミュニケーションズ
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この本自体が2003年に発売され、その後の数々の本や雑誌によって発想法は紹介されているので、特別"新しい"というものはなかった。もちろん、これを2003年に読んでいたら目からうろこ状態で歓喜していたかもしれない。
ただ、"知っている"ということと"できている"ということは別の話だ。「あー、これね。うん、知ってる知ってる」って言ったところでやったことがなかったり実際にそこから気付きが生まれる前に辞めてしまったり。
イデア・発想法に関しては本書にも描かれているとおり「量が質を生む」という性質はあると思う。それがわかっているくせに続かない私はやはりわかっていないのだろう。


というわけで、さっそく会社で試してみることにした。本書とは直接関係はないのだが、KJ法によって「理想の職場」ってテーマでメンバーを集めて話し合ってみた。

KJ法(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/KJ%E6%B3%95

やり方を知ってはいたものの、実際にやってみるとまとめるのが難しい!あまり、仕事直結の話以外に関して意見を出し合う機会も少なかったので、なかなか面白い発見がいくつかあった。
なかなか本で得た内容を実践することは難しいが、やはり実践することによって気付くことは多い。これからも忘れないようにしていかなければいけない。