雷句さんが小学館を提訴

先日の投稿にも書いたのですが、週刊少年サンデーで連載されていた「金色のガッシュ」は私としてはかなりお気に入りの漫画でした。連載が始まった当初から読み続けていた漫画であり、毎号楽しみにしていました。その作者である雷句誠さんがサンデー発行元である小学館を提訴しました。

(株)小学館を提訴。 (雷句誠の今日このごろ。)
http://88552772.at.webry.info/200806/article_2.html

雷句さんご自身のブログでも上記のようにこと詳細に書かれていますが、漫画家と編集者との実態は想像以上にひどいものでした。この話を見たとき、たぶん29巻あたりだったかな。巻末に書かれていた雷句さんの「学校の先生から見た漫画家」のストーリーがありました。学校の先生の立場から考えると確かにそういう偏見みたいなものがあるのかも知れないなぁと思ってみていましたが、まさか編集する立場の小学館でもそんな話になっているとは・・・どういう実態なんだろう。


何と言われようが、そして30を過ぎようが漫画は好きです。さすがに昔のようにひたすらマンガに没頭するような時間はとれていませんが、それでも面白いと思えるものは読み続けています。昨今、本当に面白いと思える漫画が少なくなってきてしまっている(もちろん、自分の趣味趣向が変わってきたのもありますが)中で、それら漫画が実は知らないところでつぶされてしまっているかもしれないと思うととても悲しくなりました。


今回の訴訟がどのような結末を見ることになるのかはわかりませんが、雷句さんにとって、漫画家にとっていい方向に向かっていくことを願っています。